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水頭症

脳は頭蓋骨とその内側の髄膜によって守られています。さらに髄膜と脳の表面の間は髄液で満たされています。その髄液は、大脳のもっとも奥の脳室と呼ばれる部屋でつくられ、脳室につづく中脳水道および小脳の内側の第4脳室をめぐり脳表面に流れ出た後、最終的に静脈に吸収されます。水頭症は髄液循環がその経路のどこかで障害されて、髄液が脳室に大量に貯留した状態です。胎児期に起こり、生まれつき脳室が拡大した先天性水頭症、生後、出血、感染、腫瘍により起こる後天性水頭症があります。
水頭症を放置すれば、脳室拡大が進行し脳実質が圧迫され、脳の成育が阻害されます。乳児期では眼球運動の障害、精神運動の発達遅滞の原因にもなります。頭蓋骨が閉じた幼児期以降では、脳圧亢進症状(頭痛、嘔吐、意識障害など)が急速に現れます。
水頭症を疑えば、診断はCTやMRI検査を行うことで容易に可能です。先天性水頭症は最近では、妊娠中に超音波検査で気づかれ、診断されることも多くなりました。
治療は、髄液の過剰な貯留および脳圧亢進による脳の二次的損傷を防ぐために、シャント(バイパス)により髄液を腹腔内に導出します。脳腫瘍など水頭症の原因によっては原因そのものの治療が必要です。
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体験談水頭症に関するみんなの病気・けが体験談

投稿日時:2013年07月02日 02:09
水頭症疑いで1年間通院 会員
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