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お金関連 2015.02.18

将来のお金とともに心配な子どもの教育費、どう貯める?

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以前のコラム(教育資金一括贈与とは)で祖父母などから教育費の援助を受ける時に利用できる「教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税措置」についてお伝えしました。
この制度は、現在審議中の平成27年度の税制改正大網で適用期限が2019年3月31日まで延長されることや、通学定期券代などにも利用できるよう見直す内容が含まれています。
親の介護や自分達の将来のお金も貯めなくてはならない中で、我が家でできる教育費の準備方法についても考えます。
児童手当の貯蓄
最初に取り組みやすい方法として挙げられるのは児童手当を貯蓄していくという案です。 制度が今のままであれば、所得が960万円未満の家庭において、0~3歳未満では月額15,000円、3歳~中学卒業までは原則月額10,000円支給されます。 使わずに貯めると総額で200万円以上になります。私立大学4年間の学費の半分程度になるため、心強いですね。
最初に取り組みやすい方法として挙げられるのは児童手当を貯蓄していくという案です。

制度が今のままであれば、所得が960万円未満の家庭において、0~3歳未満では月額15,000円、3歳~中学卒業までは原則月額10,000円支給されます。

使わずに貯めると総額で200万円以上になります。私立大学4年間の学費の半分程度になるため、心強いですね。

児童手当は親名義の口座に振り込まれますが、同じ銀行に子供名義の教育費専用口座を作ると管理しやすいです。

同じ銀行であれば振込手数料も無料のことが多いため、給付の都度、子供の口座に移すことができます。子供の名前の口座であれば心理的にも引き出しづらくなりますね。
保険を使う
口座にお金があると使ってしまいそうで心配な人は、学資保険などを利用して強制的に準備をするのも1つの方法です。

学資保険では子供が大学に入学する18歳などを満期とするものが多いですが、満期まで続ければ支払った保険料よりも多く返戻金が受け取れるものもあります。また、親に万が一のことがあった場合には保険料の支払いは免除され学資金は受け取れるという点もメリットです。

保険を使った学費の準備方法としては学資保険以外に、低解約返戻金型保険を利用する方法もあります。設定しておいた払込期間を過ぎると支払った保険料以上の返戻金を受け取れる内容になっているものが多いです。

しかし、途中解約した場合の返戻金は、支払った保険料より少なくなります。途中解約の返戻金が少なくなるという制限があるため、月々支払う保険料が割安なうえ、結果的に解約返戻率(払った保険料に対する受取金額の割合)が高くなります。満期後に余裕があれば、そのまま解約せずに据え置くことでさらに利率が上がっていくメリットもあります。
奨学金を利用する
子ども自身で教育費を支払う方法としては奨学金の利用があります。 奨学金には給付されるものと貸与されるものの2種類があります。多くの人が利用する日本学生支援機構の他に、民間団体、自治体、学校、新聞社などの民間企業によって実施されるものなど複数存在します。
子ども自身で教育費を支払う方法としては奨学金の利用があります。

奨学金には給付されるものと貸与されるものの2種類があります。多くの人が利用する日本学生支援機構の他に、民間団体、自治体、学校、新聞社などの民間企業によって実施されるものなど複数存在します。

利用者の多い日本学生支援機構だと、利息のつかない第一種奨学金、上限を3%とした利息のつく第二種奨学金の2種類の奨学金があります。

学習意欲のある優秀な学生で、経済的理由により修学が困難であると認定されたものに貸与されます。第二種奨学金に比べて第一種奨学金ではその認定基準がより厳しく選考されることになります。

借りられる金額は第一種か、第二種か、自宅か自宅外か、高校か大学か大学院かなどによって異なり、月額3~12万円(私立大学の薬学部、医学部などの場合14万円、16万円までなど)の中から選択します。

基本的には月額での貸与ですが、入学時特別増額制度を使って10~50万円のまとまった一時金を借りることもできます。新聞社の奨学金制度では働きながら奨学金を受け、卒業時には返済義務が残らないものもあります。
このように教育資金の準備方法はいくつかあります。家庭に合う方法を選択することや組み合わせることで無理のない備えができると心強いですね。
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風呂内 亜矢 先生
CFP®認定者、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー
1978年生まれ。岡山出身。26歳の時にマンションを購入したことをきっかけにお金の勉強と貯蓄をスタート。現在は夫婦で4件の物件を保有。購入体験と不動産営業職の経験を元にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、セミナーなどでお金に関する情報を発信している。
新刊「その節約はキケンです-お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか」、監修「最新版 届け出ひとつでお金がもらえる本」など多数

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