第5回 子育て世代代表・小脇美里さんに聞く「まねしたくなる!SDGsの楽しみ方」

今、年間約800万トンものプラスチックごみが海に流れ込んでいるといわれています。海を汚染し、そこに住む生き物にも影響を及ぼしているプラスチックごみ問題。そのプラスチックごみを削減するためにレジ袋が有料化され、カフェではストローが紙製になるなど、環境を守る取り組みによって私たちの生活は少しずつ変化してきています。

世界が抱えるさまざまな問題を解決するべく、「SDGs(エスディジーズ=持続可能な開発目標)」が注目されています。私たち一人ひとりの行動が問われていますが、長期的な問題だからこそ、無理せず楽しみながら取り組みたいもの。今回は、2児の母であり、マルチに活躍するママ代表・小脇美里さんに、"SDGsな暮らし"のヒントをいただきました。


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毎日使うものだから、地球にやさしい商品を選びたい

小脇美里さん
アパレルプレス&デザイナーを経てファッションエディターに。整理収納アドバイザーや商品プロデュースなど多岐にわたり活躍。5才と1才児のママ。2019年経済部門ベストマザー賞を受賞。
――小脇さんは天然素材で洗える洗濯剤など、環境にやさしい商品のプロデューサーとしても活躍されていますが、ご自身が買い物をするときにこだわっていることはありますか?

自分なりにSDGsについて勉強してきたので、商品ができるまでの過程が健全なものや、企業の気持ちが伝わる商品を選びたいという気持ちがあります。たとえば洋服だと「オーガニックコットン使用」と書いてある商品は「ていねいに作られているんだろう」と想像しますし、子どものお肌にもやさしいので、なるべく選ぶようにしています。

最近では紙製品などに「FSC®認証マーク」(※)がついているものをよく見かけるようになりました。マクドナルドのハンバーガーを包むラッピングペーパーなどもそうですよね。デザインや好みなどもあるので必ずというわけではないのですが、選択肢がある場合はなるべくFSC認証マークがついている商品を意識して買うようにしています。
※FSC®認証マークとは、森林資源の持続可能な利用を目指し、適切な管理が行われている森林から生産された木材やその他適切な森林資源の使用につながる原材料で作られていることを示す認証マーク。
最近は文具などの紙製品のほか、パッケージや洋服のタグなどにも見ることができます。森林は、地球温暖化をもたらす二酸化炭素を吸収し、暮らしに必要なさまざまなものを生み出す重要な場。FSC®認証マークがついた製品を買うことで、私たちも森林保全を応援できます。
――「必ず」とか「絶対」といわれると難しいですが、「選ぶならこっち」という意識なら、日常に取り入れやすいですね。

そうですね。SDGsというと「自分にできるかな」「なんだか難しい」と思いがちですが、“経済活動と両立させながら持続可能な発展をしていく”というのがSDGsの大原則なので、無理をしないことは大切です。私も買い物は大好きですし、ひたすら「無駄を減らそう」「絶対に環境にいいものを」といったストイックな考え方ではなかなか続かないのですが、選べる余地があるときに、「ていねいに作られたものや環境のことを考えて作られているほうを選びたいな」という気持ちなら持ち続けられるかなと思っていて。

たとえば子ども服は、すぐ成長してサイズアウトしちゃうのに、全部を高価なオーガニックコットンでそろえるわけにはいきませんよね。ただ、最近は比較的お手軽な価格でオーガニックコットンを販売するブランドも出てきています。私たちがなるべくそういう商品を選ぶようにして、買い物のときにたとえば店員さんに「オーガニックコットンって、いいですよね!」とひと言伝えるだけでも、それがいつか巡り巡って会社の企画の人や、経営陣などに伝わり、企業として環境にやさしい商品にシフトしていく可能性もあるのかなとか。ほんの小さな積み重ねをしていくことで、少しづつでも世の中が変わっていけばいいなと思っています。

5歳の息子が、プラスチック問題を考え始めた

――お子さんとは、SDGsについて何か話をしたりしますか?

SDGs関連の本を探しているときに、『プラスチックモンスターをやっつけよう!』(クレヨンハウス)という絵本を見つけました。5歳の息子はヒーローものが好きなので購入したのですが、表紙はかわいらしいイラストだけれど、鳥がプラスチックを食べて死んでいる写真などが載っていて、環境問題のリアルな現状を伝える内容だったんです。そしたら、息子はそれを見て「どうして鳥がこんなことになっているんだろう?」と、すごく考えるようになりました。それを機に、子どもだからまだ早いとは思わずに、親としてわかりやすく説明したり、絵本や写真なども見せたりしながら、子どもにもちゃんと伝えていきたいと思うようになりました。
――今はレジ袋の有料化や紙ストローなど、生活のあちこちでお子さんに伝えていく機会がありますよね。

そうですね。最近も、店員さんに「レジ袋はいりますか?」と聞かれたのですが、あとで息子が「どうして?」と聞いてきたんです。そのとき、絵本の話になぞらえて「無駄なビニール袋をもらってしまうと、それがゴミになって、そうするとゴミはプラスチックモンスターになってしまうから、このエコバッグに入れてもらったほうがいいんだよ」と言ったら納得していました。

SDGsって、どこかひとごとのように思えてしまうかもしれません。でも、今の子どもたちが大人になったときに地球環境がどうなっているかを考えると、私たち一人ひとりの問題であることがわかります。子どもたちにも「自分ごと」として考えてもらえるように、身近にいる大人たちが子どもに伝えていくべきだなと思っています。

子どもたちが生きやすい未来のために

――これから小脇さんがSDGsで取り組んでいきたいことはありますか?

SDGsは環境問題だけでなく、人々の平等やジェンダー問題などについても、達成すべき目標として掲げています。男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数は、日本は先進国で最下位。153カ国のうち121位というひどい状況です。
うちの娘はまだ1歳ですが、将来彼女が何かを選択するときに「女の子だから選べない」など、女性であることが彼女の選択肢を狭めるような世の中じゃないといいなと強く感じています。女性だけに限らず、男性も性別を問わず生きやすくなるような環境を作っていく活動は、私のライフワークとして取り組んでいきたいと思います。地球環境問題はもちろんのこと、子どもたちがよりよい未来を過ごせるように、SDGsに向き合っていきたいですね。

環境やジェンダーの問題について、子どもを持つ母親として「自分ごと」として考えている小脇さん。さっそく今日から取り組めるアイデアをいろいろと教えてくださいました。未来を生きていく子どもたちのために、私たちも一歩ずつ、できることから始めたいですね。

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マクドナルドの取り組み

マクドナルドでは、2016年にアイスコーヒーのカップをプラスチック製から紙製に変更しました。紙コップにはFSC®認証紙を使用しています。
マクドナルドでは環境への配慮から、2016年にアイスコーヒーのカップを紙カップに変更しました。また、お持ち帰りでは簡易包装やプラスチックバッグの使用の削減を心がけ、環境保全に努めています。2020年度中には、店舗で使用する紙製容器包装類を100%、FSC®認証マークを取得した資材に切り替える目標を掲げています。
(FSC® N002365)

子どもたちの未来のために、今、私たちにできること

子どもたちの幸せな未来のために、今、注目されているのが、「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標」です。私たちには何ができるのか、日々の生活の中で取り組めることを一緒に考えていきましょう!

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