第9回 子どもが「プロ選手になりたい!」と言ったら? - ママも輝く♪お役立ち情報

第9回 子どもが「プロ選手になりたい!」と言ったら?

子どもの夢は応援したいもの。とはいえ、プロ選手になれるのはひと握り。ウィメンズパーク会員に実施した調査でも、「プロとしてのスポーツ人生は短いけど、子どもがやりきったと思えれば財産になる」と、プロになるのを応援したいママもいれば、「プロになるのは難関大学に入るより狭き門。スポーツで生涯設計を考えにくい」と、将来を心配して応援できるか不安という声も。そこで、小さいころからプロのサッカー選手をめざす子どもたちを見守り続けている川崎フロンターレ 育成部の後藤さんに、プロへの道のりについて伺いました。

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プロスポーツ選手をめざすなら、子どものころからやるべきこと

プロをめざすには、本人のやる気はもちろん、周囲のサポートも必要です。まずは小さいころから何を大切にしたらいいのか教えてもらいました。

お話を伺った先生

後藤静臣さん(川崎フロンターレ 育成部 アカデミーダイレクター)

1966年福岡県生まれ。福岡県立八幡中央高校、福岡大学を経て、富士通サッカー部、東芝サッカー部などで活躍。コンサドーレ札幌、大分トリニータでの選手生活を経て、99年より大分トリニータU-18のコーチに。2001年より川崎フロンターレスクールコーチとなり、ユースのコーチや監督などを経て現職に。

幼児期は「運動は楽しい!」という気持ちを育てる

フロンターレのスクールは保育園・幼稚園の年中からあります。もちろん早く始めるほうがいろいろな経験を積めますが、小学校から、または中学校から始めても伸びる子はいます。まずはあきらめないでチャレンジすることです。

幼児期にはまず興味を持たせることが大事。サッカーを教える前に、ボールを使うこと、運動することが楽しいと思ってほしいですね。興味がないと続きません。楽しくて本人が「もっとやりたい!」という気持ちになることが先決です。

私たちがスクールのセレクション(選抜試験)で見ているのはサッカーの技術はもちろんのこと、俊敏性や足の速さ、ステップワークなども重要視します。運動能力も大切な特長となりますので、動くことが大好きな子にしてあげたいですね。

小学生は学校の友だちと遊び、人間的にも成長を

強豪といわれるクラブチームは、ユース(選手を育成する下部組織)のセレクションをします。小学校3、4年生のU-10から始まるものですが、そこにはプロをめざす小学生たちが集まってきます。

フロンターレの場合、小学生のころは平日は週3日の練習があります。残りの2日は学校の友だちと遊んだり、サッカー以外のことをしたりして、オンとオフを使い分けてほしいと伝えています。子ども時代はいろいろな人とかかわり、人間的にも幅広く成長してほしい。そのためにはサッカーだけではない人間関係やつながり、経験も必要だと考えています。

スキルとしては、ボールを自由に扱えるテクニックを徹底的に磨いてほしいです。ドリブルやリフティングは1人でも練習できるし、学校や公園で友だちと競争するのもいいでしょう。また、複数のポジションを体験し、適性を知るとともにチームプレーを学ぶのも大切な時期です。

高校進学や将来を見すえたサポート

小学校や中学校の部活やクラブチームのユースなどで練習してきた子も、高校進学となると、いよいよプロを見越した進路を選ぶことになります。それには、どんな選択肢があるのでしょうか?

ユース+高校、または高校サッカー部に

1つには、高校のサッカー部に所属し、大会などで活躍して、プロをめざすという道があります。高校へは、スポーツ推薦で入学できることもあります。

一方、ユースに入る子も、高校は普通に受験をすることなります。その場合の進学先は、まず本人が選ぶことが大事です。ユースの練習に通いやすい学校を選ぶというのが一つの目安です。フロンターレでは小学3年生でU-10に入ったときから練習への親の送迎はなしとし、なんでも自分で決めて実行できる子に育てることを基本にしています。高校選びも本人が決めて、受験勉強も自分で計画して実行することが何より大切です。

好きなスポーツにかかわる人生を、ともに考える

フロンターレでは中学2年生のときにセカンドキャリア教育を実施しています。全5回でクラブの経営の話からJリーグの理念、そしてJリーグをとりまく職業を考え、その職業と意志・役割・能力の関係を考えて、最後に子どもたちに自分のキャリアイメージプランを考え発表してもらうというものです。サッカーにかかわる仕事には、いろいろな仕事があると知らせることで、進路選びの参考にもしてほしいからです。いろいろなセカンドキャリア(仕事)があることを知ることで、安心してプロへの夢を目指してほしいし、私たち指導者もそのためのサポートをしています。

ぜひ、保護者の方も一緒に情報収集をしてみてください。プロ選手はもちろん、好きなスポーツにかかわれる仕事は意外にたくさんあります。好きなスポーツにかかわりたい子どもの人生をサポートしてあげてほしいと思います。

プロ選手に向く子の特徴と、親にできること

わが子がプロになれる素質があるのかは、やはり気になるところ。どんな子がプロに向いているのでしょうか。そういう子に育てるために、親ができることはあるのでしょうか。

プロになるのは、部屋をきれいに片づけられる子!?

将来プロになる子は、素質や体格などの前に、なんでも自主的にできる子だと思います。目前の試合に向けての短期的なものから、自分の人生設計を考える長期的なものまで、目標設定が自分でしっかりできること。その目標に向けての練習計画を立てて、自主的に実践できる子は、やはりほかに差をつけて上達します。選手に部屋の話を聞くと、きれいに片づいている子は、練習もきちんとできて、その後の選手生命も長いですね。だらしない子は自分自身をコントロールすることも苦手なわけです。

ピッチの上で、今どう動くべきかを決めるのは自分しかいません。たくさんある動きの引き出しの中から、今はこの動きがベストだと瞬時に判断すること。それができるためには、何より主体性を育てることが大切です。それはどのスポーツにも共通することです。

スポーツが「好き」でいられることを応援しよう!

親に大切なのはチームに預けるだけでなく、一緒に子どもの夢をかなえてあげたいと思うこと。チームにいる時間は1日の中のほんの2、3時間。家庭や学校での過ごし方が、選手の成長に大きな影響を与えます。

サッカーの技術的な指導はコーチに任せて、家庭では子どもが自発的に動けるような声かけをしてください。先に先にと手を差し伸べるのをやめて、自分でできることは自分でやると小さいころから習慣づけたいですね。その上で、栄養バランスを考えて、いっぱい食べさせること。そして、早寝をさせて、しっかり睡眠がとれるようサポートしてほしいです。

子どもが挫折したときも、「じゃ、やめれば?」と親も簡単にあきらめず、経過を振り返って、何がたりなかったのか?と掘り下げてみてください。挫折の理由を聞いて、もし目標が高すぎたのなら少し下げて、やり直せばいい。スポーツが「好き」という気持ちを保ち続けられるように励ましてあげてください。

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マクドナルドはスポーツキッズを応援しています

マクドナルドは、子どもたちの心とからだの健全な成長を願って、さまざまなスポーツ支援活動を行っています。

小学生の甲子園、「マクドナルド・トーナメント」を知っていますか?

公益財団法人全日本軟式野球連盟では、小学生チームのクラスを「学童部」としています。登録しているチームは全国で約1万2000チーム。一般に「学童野球」とよばれ、日本マクドナルド株式会社協賛のもと、毎年全国規模の大会「マクドナルド・トーナメント」が開催されています。各地区予選を勝ち抜いてきた強豪が出場する大会は、「小学生の甲子園」として全国の野球少年のあこがれの大会となっています。

マクドナルド・トーナメントについて詳しくはこちら>

全日本少年サッカー大会 優勝はセレッソ大阪U-12!

第41回全日本少年サッカー大会の決勝戦が12月29日(金)、鹿児島市の鴨池陸上競技場で行われ、大阪代表・セレッソ大阪U-12が3年ぶりの優勝を飾りました! 決勝戦では、北海道コンサドーレ札幌U-12と接戦。0-0が続く中、残り10分で札幌が先制。追いかけてC大阪が逆転という両チームの実力がぶつかり合う見事な試合でした。

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