第10回 女の子がサッカーをやりたい!と言ったら? - ママも輝く♪お役立ち情報

第10回 女の子がサッカーをやりたい!と言ったら?

「なでしこジャパン」の選手にあこがれるなどして、サッカーをやりたい!と思う女の子もいます。もし娘がサッカーをやりたいと言ったら、どこでできるのでしょうか? 女の子がサッカーをやるときの注意点なども含めて、元サッカー女子日本代表の澤穂希さんや2017年東アジアE-1選手権日本女子代表の中里優選手を輩出した府ロクサッカークラブ総監督の高山清さんと、鶴牧サッカークラブ代表の石神朋治さんにお話を伺いました。

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女の子がサッカーをやり続けるにはどうしたら?

幼児期から小学校中学年のころは、男の子と同じチームで練習する女の子を見かけますが、体力差が出てくる年齢になると、男の子と一緒にやるのは難しそう…。そのころにどんな選択肢があるのでしょうか?

お話を伺った先生

高山 清さん(府ロクサッカークラブ総監督)

1971年、東京・府中第六小学校教職員在籍3年目にサッカー部を創設。府ロクサッカークラブを全日本少年サッカー東京都大会にて9回優勝に導く。ジュニア(小学生)やジュニアユース(中学生)の指導をしながら、東京都サッカー協会少年連盟の運営に尽力。東京都サッカー協会常任理事・少年連盟委員長、日本サッカー協会育成部会員。

石神朋治さん(鶴牧サッカークラブ代表)

東京・多摩市サッカー協会副会長、東京都第7地域トレセンU12チーフを歴任。現在、東京都少年サッカー連盟広報部長、第16ブロック(女子ブロック)副委員長。

小学校5年生くらいが分かれ道。やる気や目的で選ぶ

東京や神奈川などでは、小学生の女子チームも少しありますが、地方だと女子チームはほぼなく、サッカーをやりたい女の子は、男子チームに入ることがほとんどです。そのまま小学校中学年くらいまで続け、高学年で体力差などが出てきたころに、男子チームに残るのか、女子チームに移るのかを決めることになります。サッカーをやる目的はそれぞれで、より強くなるためには男子とやりたいけれど、試合に出るチャンスは減る。ならば、女子チームに移って試合に出たいという子もいます。一方で、男子といっしょに全国大会まで出場する女子もいます。

中学は、学校の部活に女子サッカー部があるのは私立校の一部だけで、男子サッカー部に入る(試合には出られないことが多い)か、クラブチームのユースに入る(セレクションに合格が必要)しかありません。高校になると公立高校でも部活に女子サッカー部があるところが増えますが、中学入学の時点でサッカーからほかのスポーツに変わる子が多いのが現状です。

選手登録を移さずに、合同チームで試合出場も!

男子チームに所属しながら、試合に出場したいという小学生の女子をサポートするため、東京都では、今年から選手登録を移籍しなくても、一時的に女子チームに参加して大会に出場することを許可することになりました。入れるチームを探している女子は、東京都サッカー協会に問い合わせれば、スタッフが相談に乗ってくれます。男子チームでレギュラーになるのが難しい子も、試合の出場経験を増やすチャンスがあるというわけです。

神奈川県も同様のシステムがありますが、全国的にはまだまだ女子の試合出場の機会は少ないのが現状です。

サッカーをやる女の子に親ができるサポートは?

サッカーができる環境が見つかったら、親はどんなサポートをするとよいのでしょうか? 練習や試合への送迎に加えて、女の子ならではの注意点について教えていただきました。

けが予防のためにも、しっかり栄養をとることが必須

女子の中には、小学校高学年ごろになると、サッカーも頑張りたいけれど、自分のスタイル(体形)を気にして、ダイエットをする子も出てきます。また、ハードな練習で食欲が落ちて食べられなくなるケースもあります。そういう子の中には、月経が遅れる、周期が乱れる、もしくは無月経になる子もいます。これはホルモンバランスが崩れた状態。閉経後の女性が骨粗しょう症になりやすいのと同じで、骨がもろくなりけがが増えます。

しっかり栄養をとることは、男子にも大切なことですが、女子はより気をつける必要があります。体力や疲労の回復のために、運動後30分以内に「補食」をとることは、アスリートの中では常識になりつつありますが、成長期のキッズスポーツではより重視したいこと。子ども自身が理解することも大切ですが、食事や睡眠の大切さは保護者が理解して、子どもをサポートしてほしいです。

サッカーを楽しみ続けるにはいろいろな道がある

練習や試合への送り迎えも保護者のサポートの一つになるでしょう。とくに女子の場合は、自宅近くにチームがあるとは限らず、遠方まで通う可能性があります。そのため、保護者同士で協力して、送り迎えを当番制にしているというケースもあります。

また、サッカーをする子どもの気持ちをより理解したくて、ママさんサッカーチームを作って活動するママたちもいます。子どものサッカーを通じて、ママ同士が仲よくなれるいい機会ですね。

女子の場合、サッカーを職業にするのは男子以上に狭き門。そのため進学も視野に入れて勉強も頑張る子が多く、グラウンドで宿題をやっている子も見かけます。サッカーを続けるためには、選手になるだけでなく、大人になってフットサルに転向する、自分で女子サッカーの大会を運営するなど、いろいろな楽しみ方があります。好きなサッカーをぜひ続けてほしいです。

日テレ・ベレーザの中里優選手のお母さまに伺いました。「サッカーを続けるお嬢さんをどうサポートしましたか?」

小学生のころ、高山監督が指導をする「府ロクサッカークラブ」でサッカーを始め、現在は日本女子サッカーリーグ所属のチーム「日テレ・ベレーザ」で活躍。「なでしこジャパン」として東アジアE-1選手権にも出場した中里優選手。女の子がサッカーを続けるのにどんな苦労があったのか、どんなサポートをなさったのかなどをお母さまに伺いました。

サッカーを頑張ることで何に対しても努力できる子に

優がサッカーを始めたのは17~18年前。女子サッカーが今のような知名度も人気もなく、「え?女の子がサッカー?」という感じでした。優から「府ロクに入りたい」と言われて、半年以上、私が反対していたので、まずはサッカーを始めることが大変だったと思います。

最初、チームに女子は5人いたのですが、成長とともにやめていき、小学校3、4年生になると、女子は優一人になりました。優は体が小さくて、人の何倍も努力をしていて、練習から帰ってきてからも、何時間もリフティングをしていました。その結果、何に対しても努力ができるようになり、サッカーの練習のために宿題や勉強も集中してやっていました。

※写真は、府ロクサッカークラブ所属時代の中里選手(中里選手のお母さまご提供)

本当につらいときに、話を聞いてあげられる存在でありたい

私ができるサポートは食事のみ。サッカーのことはわからないので、家ではサッカーの話はほとんどしませんが、しっかり栄養がとれる料理を作ることを心がけています。そのために、アスリートフードマイスターの資格も取りました。

スポーツ選手はみんなそうだと思いますが、一生スポーツを続けることはできません。だから、娘が頑張っているうちは、たとえ試合に出られなくても、どこへでも応援に行こうと思っています。

中学生時代、「日テレ・メニーナ」という女子チームに入ったばかりのとき、なかなかメンバーに選ばれず落ち込んでいる優に「頑張れ」と言ったら、「これ以上どうやって頑張るの?」と聞かれたことがありました。私が思っている以上に、苦しくてつらいんだなと感じました。

以来、優に「頑張って」と言っていません。優は頑張っているから。なでしこジャパンの遠征のときも「気をつけてね。おいしいものをたくさん食べてね。けがに注意してね」と送り出しました。本当につらいとき、うれしくてたまらないときに、話せる場所をつくっておいてあげることが、親ができることなのかなと思っています。

お役立ち情報満載!「スポーツキッズママになろう!」はこちら>

マクドナルドはスポーツキッズを応援しています

マクドナルドは、子どもたちの心とからだの健全な成長を願って、さまざまなスポーツ支援活動を行っています。

小学生の甲子園、「マクドナルド・トーナメント」を知っていますか?

公益財団法人全日本軟式野球連盟では、小学生チームのクラスを「学童部」としています。登録しているチームは全国で約1万2000チーム。一般に「学童野球」とよばれ、日本マクドナルド株式会社協賛のもと、毎年全国規模の大会「マクドナルド・トーナメント」が開催されています。各地区予選を勝ち抜いてきた強豪が出場する大会は、「小学生の甲子園」として全国の野球少年のあこがれの大会となっています。

マクドナルド・トーナメントについて詳しくはこちら>

昨年12月に行われた「第41回全日本少年サッカー大会 決勝大会」にて見事全国優勝を果たした 「セレッソ大阪U-12」(大阪府大阪市)をマクドナルド店舗へ招待し、「祝勝会」を開催しました! 子どもたちの大好きなビッグマックセットで優勝をお祝い。鳥居塚伸人監督は優勝旗と優勝トロフィーを前に「今後もさらに成長することが、応援への恩返しになると意識して、さらに努力を」と選手を激励。渡辺皐主将は「来年も応援してもらえるよう、頑張ってほしい」と後輩たちにメッセージを送っていました。

全日本少年サッカー大会について詳しくはこちら>

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