第13回 メンタルトレーニング実践講座!子どものやる気を引き出す「しつもん」とは? - スポーツキッズの体と心を応援!

第13回 メンタルトレーニング実践講座!子どものやる気を引き出す「しつもん」とは?

「頑張りなさい」「練習しなさい」などと言わなくても、自ら頑張れる子にするには、親はどのようなかかわり方をしたらいいのでしょうか? 「しつもんメンタルトレーニング」代表の藤代先生を講師にお招きし、スポーツキッズママ向けセミナーを実施しました。

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有意義な時間を過ごすために問いかける、初めの「しつもん」

今回は野球やサッカー、水泳、体操などをやっているスポーツキッズを持つママ4名にお集まりいただき、子どもたちからやる気を引き出し、自信を持ってプレーできるようにするための、親のかかわり方について学んでいただきました。

講師

藤代圭一先生

スポーツスクールのコーチとして活動後、教えるのではなく問いかけることで子どもたちのやる気を引き出し、考える力をはぐくむ「しつもんメンタルトレーニング」を考案。全国各地の小・中・高校やスポーツスクールなどで子ども、保護者、指導者などを対象にセミナーやワークショップを行っている。著書に『子どものやる気を引き出す7つのしつもん』(旬報社)がある。

講座修了後、どうなっていたら最高ですか?

講座に集まったママたちは、いかにして子どもをやる気にさせるか、スランプに陥ったときにはどう励ますのか、子どもへの声のかけ方を学びたいと意欲満々です。そこで、藤代先生が初めにママたちにした「しつもん」が「講座が終わったときに、どうなっていたら最高ですか?」でした。

4人のママたちは、「私の言葉で子どもがいいように変わることができる親になっていたい」「不安より、この先楽しみだわ!というポジティブな気持ちで帰りたい」「知らなかったことをたくさん知りたい。今日聞いたことを早く子どもに話したいと思えたらいい」「子どもたちにかける言葉がたくさん見つかり、それを言ってあげたいと思って帰りたい」と答えました。

初めに問いかけるだけで質を高めることができる

この『しつもん』こそが、最初のポイント。藤代先生は「その言葉を意識しながら、これからの90分間を過ごしてください」とアドバイス。「なんとなく取り組むと、なんとなくの力しかつきません。最初に『しつもん』をすることで、各自が自分のこととして考え始めます。子どもたちにもぜひ、練習や試合に送っていくときや1日が始まるとき、勉強をする前などに、「終わったときに、どうなっていたら最高かな?」と問いかけてみてください。また自分自身にも問いかけることで、これから始まる時間を意識的に過ごすことができます」

子どものやる気や自信を引き出す言葉かけがあります

続いて、互いの「最近うまくいっていること」を伝え合いアイスブレイク。場の雰囲気がよくなってきたところで、テーマに突入。だれもが自由に発言しやすい雰囲気をつくることもポイントだそうです。

子どもの、欠けているところばかり指摘していませんか?

藤代先生がホワイトボードに2つの円を描き、どちらに目が留まるかと問いました。みな、欠けている円のほうと答えます。つまり私たちは無意識のうちに、欠けているところに目が行くそうです。藤代先生は「これができていない、ここがたりないなど、うまくいっていないことを見つけることは簡単。ミスを指摘すればいいだけだからです。だけど、うまくいっていることはよく見ないとわかりません。意識してうまくいっていることを探すことが大切」と言います。悪いところばかりを指摘されると、やる気や自信を失うのは、わが身に置き換えてみても納得できます。「欠けていることを改善する力も必要だけど、同じくらい、うまくいっていることを見つけて生かすことも大切。両方の視点で接してください」

「なんで?」と尋問せず「どうする?」と「しつもん」しよう

藤代先生が実践する「しつもんメンタルトレーニング」の「しつもん」とは、普通の質問と何が違うのか伺いました。聞き方を変えるだけで、相手の思考を変えられる『しつもん』のポイントは?

どうすればいいかを考えることで「やる気」になる

講座は実践編へ。「責任」「バランス」「創造力」など32の言葉の中から、自分が大切にしていることを選ぶゲーム。人によって大切にしていることが異なることを学びます。その後、チームに分かれて、数字の羅列から小さい順に印をつけるゲームをまずは1回戦。続いて2回戦目は「どうすればうまくいく?」と対策を考えてから取り組んでもらったところ、よりママたちが前のめりになり「やる気」が見えました。この「どうすればいい?」が大切だそう。「よくない質問は尋問といわれるもの。『WHY(なんで?)』と聞かれると、人は言い訳を並べてやる気をなくします。一方で『HOW(どうしたら?)』と聞くと、こうすればいい、次はこうしたいというアイデアや改善策が返ってきます。そうして、自分で決めて取り組むことがやる気につながります」と藤代先生。そのよい質問こそが「しつもん」です。聞く側の「しつもん」次第で、子どものやる気を伸ばすことができるのです。

ママが自分自身を満たして、あふれ出たエネルギーを配る

大人はつい「子どもはこう思っているに違いない」と決めつけてしまいがちですが、上手に聞き出して、「子どもたちの頭の中を知ることが大切」と藤代先生。とはいえ、忙しい毎日でつい「なんでこんなことするの!」と言いたくなるときもあります。とくにママたちは家族のために自分を犠牲にしがち。「それも尊いことですが、すればするほど、こんなにやっているのに…という気持ちにも。シャンパンタワーの法則で、自分を満たせば、そのエネルギーがあふれ出て周囲の人にも与えられる。ママ自身が自分の時間をつくり、自分がやりたいことに目を向け、自分を満たした上で家族に向き合いましょう」

講座を終えたママたちは、「みんな違っていて、正解はいっぱいある。子どもの気持ちや意見を聞いてあげたいと思いました」「言葉のかけ方一つで、相手の受け取り方や感じ方が180度違うとわかりました」。わずか90分の講座で、ママたちの顔がぱぁっと明るくなったのが印象的。「しつもん」を変えて子どもの思考を深め、子ども自身が気づいて行動できるようになれば、よい方向に成長できそうですね。

町田さん(写真いちばん左)が講座に参加してみての感想をブログで紹介!>

中野さん(写真左から2番目)は講座の内容を実践してみて、経過を報告してくれました!>

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公益財団法人全日本軟式野球連盟では、小学生チームのクラスを「学童部」としています。登録しているチームは全国で約1万2000チーム。一般に「学童野球」とよばれ、日本マクドナルド株式会社協賛のもと、毎年全国規模の大会「マクドナルド・トーナメント」が開催されています。各地区予選を勝ち抜いてきた強豪が出場する大会は、「小学生の甲子園」として全国の野球少年のあこがれの大会となっています。
小学生の甲子園「高円宮賜杯 第38回 全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」の全日程が終了。全国およそ24万人、1万2000チームの頂点に立ったのは、滋賀県代表「多賀少年野球クラブ」でした! 熱い闘いを繰り広げ、見事優勝したチームには、マクドナルドチャンピオンワッペンが贈られ、日本一の証を手にした選手たちの笑顔はみな誇らしげに輝いていました!

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