第17回 大きめを選ぶと子どもの足が危ない!? 子どもの靴の選び方

第17回 大きめを選ぶと子どもの足が危ない!? 子どもの靴の選び方

子どもの足はすぐに大きくなるから...と、大きめの靴を買っていませんか? 実は最近、子どもの足に変形が見られることが多いそうです。足に合わない靴はけがをしやすい上、将来の健康にも影響します。とくにスポーツキッズにとって靴は重要。そこで、靴の専門家に正しい靴の選び方を教えてもらいました。実際にスポーツキッズが足の測定にチャレンジ!

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今、子どもの足が危ない!よくある症状と原因

足のトラブルというと、ハイヒールを履く女性たちの「外反母趾(がいはんぼし)」が有名ですが、実はスニーカーを履いている子どもたちにも「外反母趾」が増えているそうです。ほかにも、指が浮いて地面につかない「浮き指」の子も多いとか。それはなぜ? 何を注意したらいいのでしょう?

市村浩美さん

スーパースポーツゼビオスタッフ。「3Dフットナビ」という足型測定器で、足の大きさや形、重心の位置などを計測し、足の形に合う靴の選び方をアドバイスしています。ご自身はマラソンランナーでフルマラソンのタイムは3時間5分59秒。

町田夕透(ゆうと)くん(小学3年生)&昊太(こうた)くん(小学1年生)

サンキュ!ブロガー・町田円香さんのお子さま。2人ともサッカーチームに入っていて、平日はもちろん、週末も試合や練習で大忙し。靴は高くてもいいものを選ぶ主義ですが、なぜか足の裏にまめができたり、靴の上部に穴が開いたりすることが多く、靴選びにお悩み中。

靴のサイズが合っていないとわかる目安

子どもの靴は、どうせすぐに足が大きくなって履けなくなるからと、1サイズくらい大きめのものを買う人が多いです。でも、運動をしている子はとくに、足に合った靴を履かないと、足が変形したり、けがをしやすくなるので注意してください。

足に合わない大きい靴を履いている子は、靴を履いたあとに、つま先を「トントン」することがあります。そうすると指先が靴に収まって心地よいからです。すると、かかと側にすき間ができてスポスポ脱げやすくなり、不安定になります。また靴ひもを結んだまま靴の脱ぎ履きをしている子も要注意。ひもをほどかず履けるということはサイズが大きくゆるい証拠で、靴の中で足が動いて踏ん張りがきかなくなります。

逆にサイズが小さくなっている子は、かかとをつぶして履いたり、靴下を引っ張りながら履いたりする様子が見られます。子どもは靴が小さくなっても「きつい」とか「痛い」と言わないことがあるので、普段の様子をよく見てあげてください。

子どもに多い「外反母趾」と「浮き指」に注意!

靴は歩いたり走ったりしやすいように、指のつけ根のあたりが曲がりやすくなっています。とくに子どもの靴は曲がりやすく作ってあるので、サイズが合わない靴を履いていると、指と違うところで曲がり、足の指を痛めることがあります。積もり積もると炎症を起こし、最悪の場合は疲労骨折の原因にもなります。

最近の子どもたちに多いのは「外反母趾」です。大人の女性の外反母趾は先が細いパンプスを履くのが原因ですが、子どもの場合は、足に合っていない靴に合わせようとして足が変形してしまうのが原因。今どきキッズは足幅が細いことが多いのに対して、日本の靴はまだ幅広なものが多く、足の形に合っていなくて、靴にあたる指が曲がってしまうことがあるのです。

「浮き指」は靴が大きすぎて指が動いてしまってなる場合と、逆に小さくなった靴を無理やり履き続けることで、指が曲がってしまう場合とがあります。いずれもサイズや形が合っていないことが原因です。

とくにスポーツキッズは、サイズが合わない靴を履いていると、パフォーマンスを上げられない原因にもなるので注意したいですね。

足の健康は正しい測定から!「足型測定」にチャレンジ

最近のキッズたちの足の傾向がわかったところで、取材に参加してくれた夕透くんと昊太くんの足を「3Dフットナビ」で測定。スーパースポーツゼビオでは無料で足型測定を実施してくれます。わずか10秒で足の形を立体的に計測。重心バランスなどもわかります。2人の計測の結果はいかに!?

まずは足の実寸をきちんと把握しよう!

サイズに合う靴を選ぶためには、足の実寸を把握することが大事です。今回用いた「3Dフットナビ」は立体的に足の形を計測できるので、足の横幅はもちろん甲の高さなどもわかります。靴は同じサイズでもメーカーや商品によって形が違うので、立体的に計測することで、足の形に合う靴の選択肢が絞れるのです。

さらに、左右の足の圧力や重心のバランスも計測できます。重心のズレは骨格のゆがみや、けがや故障からくる痛みをかばっていることから生じると考えられます。

また、足裏の圧力分布からは、扁平足なのか、逆にハイアーチ(土踏まずが高く上がりすぎている状態)なのかが見分けられます。扁平足は疲れやすいといわれますが、実はハイアーチにも要注意。運動すると反動が強くなりすぎて、ひざや腰などを痛めやすくなります。また、疲れて土踏まずが落ちてきたときに、足が伸びてつりやすくなる心配もあります。つまり土踏まずは上がりすぎも下がりすぎもよくないというわけです。

スポーツキッズの測定結果からわかること

測定の結果、なんと2人とも「浮き指」であることが判明。写真は昊太くんの足の測定結果ですが、足裏の圧力分布に指がまったく写っていません。つまり、指が浮いているのです。また、右足がやや外反母趾気味。右足の重心が前に、左足が少し後ろにずれていて、体が若干ゆがんでいる可能性があることもわかりました。右足は土踏まずが低めになっていて、右足に重心を乗せる癖があるかもしれないということもわかりました。

2人とも足幅が細めなので、もしかしたらこれまで履いていた靴は幅が合わずに大きめだったのかもしれません。また、「浮き指」になるのは足裏への刺激が少なかった可能性もあります。足を守ってくれる靴も大切ですが、はだしになって遊ぶ機会を多くすることも足の健康のためには大事なことです。足の骨は高校生くらいになると固定してしまうので、骨が柔軟な今のうちにしっかり足裏に刺激を与えるような活動をしてください。

今の足の形に合わせて、靴を正しく選ぼう

足の形と、これまでの問題点がわかったところで、2人に合う靴の選び方を教えていただきました。さらに「浮き指」を直すエクササイズも教えていただきました。

靴は足の実寸より1cm大きめのものを選ぶ

靴を選ぶときには、かかとで合わせて親指の先に0.5〜1cmのゆとりがあるものを選びましょう。指先の空き具合がよくわからないときには、足の実寸プラス1cmくらいの靴を選ぶといいでしょう。子どもの足はどんどん成長するので、半年に1回はサイズを測り、足に合う靴にチェンジしましょう。

また、横幅や甲の高さなど、足の形に合うものを選ぶこともポイント。好きなブランドや色などだけで選ばず、好きなデザインの中からサイズや形が合うものを選ぶ視点が大切。そのためにも候補の靴を何足か履き比べてみて、足に合うものを選んでください。

重心がずれていたり、土踏まずが下がっているお子さんには、足裏の形を補正するインソールをつけることもおすすめします。インソールが足の形を正しい方向へ補正してくれ、体のゆがみも調整してくれます。

「浮き指」を直すエクササイズを続けよう

「浮き指」を直すためにできる簡単なエクササイズは、タオルを足の指でつかむ運動です。椅子に腰かけ、足元に敷いたタオルを、足の指5本を使って、つまんで手前にたぐり寄せます。これを1日10回、3セット程度行います。おふろ上がりについでにやってもいいし、テレビを見ながらでもできます。

この運動をすると、足指につかむ力がつきます。この力は、浮き指を直すのに役立つのはもちろん、足の指をしっかり地面につけて、踏ん張る力につながります。すると、地面を後ろに蹴る力も強くなり、走るのが速くなることがあります。もちろんサッカーのキック力にも好影響を与えるでしょう。また、足指に筋肉がつくと、土踏まずを上げる筋肉にも張りが出て、適正な土踏まずができるメリットもあります。すると、体のバランスが整う相乗効果もあります。

いろいろ納得できました。計測してよかった!

計測を終えて、2人のキッズのママに話を伺いました。
「2人とも浮き指だったと判明し、靴の上に穴が開くことや、足裏にまめができることの理由がわかりました。また、体幹は強いほうなのに、なんでもないところで転ぶことがあるのも、浮き指で踏ん張れていなかったからかも。スポーツをやるには足が要なので、今回、ちゃんと計測していただいて本当によかったです。教えていただいたエクササイズは簡単にできそうだから、おふろ上がりなどに続けていきたいです。足がちゃんと変わったか、3カ月後くらいにまた計測に来たいと思いました」

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マクドナルドはスポーツキッズを応援しています

マクドナルドは、子どもたちの心とからだの健全な成長を願って、さまざまなスポーツ支援活動を行っています。

「JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会 決勝大会」でみごと全国優勝を果たした「川崎フロンターレ U-12」(神奈川県川崎市)をマクドナルドが店舗へ招待。「祝勝会」が開催されました。この祝勝会は、選手はもちろん、監督・スタッフを含めたチーム全員をたたえるイベント。優勝記念品の贈呈や、選手たちも大好きなビッグマックセットで優勝をお祝い。チームのキャプテンは全国大会優勝の思い出と来期に向けた新たな決意を語りました。

子どもたちの夢や希望がつまった今日を、マクドナルドは全力で応援しています。

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