第18回 野球が大好きな女の子にエールを!~片岡安祐美さんインタビュー~

第18回 野球が大好きな女の子にエールを!~片岡安祐美さんインタビュー~

甲子園にあこがれた小学生のころから、ずっと野球を続けてきた片岡安祐美さん。
女の子だから甲子園には出られない!という挫折を味わってなお、夢を追いかけ続けてきた彼女の原動力とは?
お父さまのサポートにも注目です。

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女子が甲子園に出られないと知ったのは、中3のとき

バレーやバスケなどもともと女子チームがあるスポーツに比べて、野球をやる女の子は少数派。
現在は女子チームも増えてきていますが、男子チームに入るしかない時代に野球を続けてきた片岡さん。
そのガッツはどこからくるのでしょうか? 家族をはじめ周囲はどう受け止めていたのでしょう?

茨城ゴールデンゴールズ選手兼任監督
片岡安祐美さん

1986年生まれ。熊本県熊本市出身。小学校3年生で野球を始め、中学校でも野球部に入り、2年生でレギュラーに。甲子園出場を夢見て熊本商業高等学校硬式野球部に進む。高校時代は女子野球日本代表に3年連続で選出され、世界大会に出場。1年目に準優勝、2・3年目は優勝を飾る。その後、萩本欽一監督が率いる茨城ゴールデンゴールズに入団。全日本クラブ野球選手権で連覇に貢献。2010年、24才のときに、クラブ野球史上初の女性監督に就任。14年には全日本クラブ選手権で優勝。

甲子園にあこがれて始めた野球

父は元高校球児で大の野球好き。家のテレビは、シーズンになると昼は甲子園、夜はプロ野球が当たり前。そのとき、テレビで見た甲子園球児が格好よくてあこがれました。

でも、小学4年生で小学校の部活が始まり「野球部に入りたい」と言うと両親は大反対。野球の厳しさを知る父は、女子がやるのは中途半端な覚悟では無理だと思ったようです。野球をやりたい私はバッドで素振りをしたり走り込みをしたり、野球のルールを質問したり、自分が本気であることをアピール。私の覚悟を受け止めてくれた父は、入部を許すとともに、次の3つの条件を出しました。

 1.小学校卒業まで3年間、どんなに練習がきつくても途中でやめない。
 2.女の子扱いはされない。
 3.やるからにはレギュラーをとる。

そして、けがを心配した母を、父が「これだけ努力しているのだから、認めてあげるのが親だろう」と、説得してくれました。

野球を始めたのは父のおかげ、続けられたのは母のおかげ

野球の練習は厳しかったですが、野球ができることがうれしくて楽しくて。でも、思春期には、野球部の男子と仲よくする私が、クラスの女子の中で浮いてしまい悩んだ時期がありました。ある日、帰宅後、突然泣きだした私に、母は「人には限られた器しかない。やりたいことがあるなら、犠牲にしなければいけないこともある。それが嫌なら器を大きくしなさい」と。普通の女の子と違う道を選んだのだから、そこでどうするかは自分で決めなさいと諭されたのです。悩み、しばらく休んだ野球を久しぶりにしたら、やっぱり楽しくて。思えば、つらいことがあってもその都度、「野球が好き」を再確認し、母に支えられ、ここまで続けてこられたように思います。
※写真は10才の片岡さん。

甲子園に出られない!と知って

中学校でも部活で野球を続け、男子と同様に練習を重ね、2年生でレギュラーに。男子との体格差に悩んだ時期もありましたが、相手の球の動きを読むこと、監督のサインを確実に守ることなど、体の小さい自分にもできる、勝つためのプレイを頭と体にたたき込みました。

そんな私が「女子は甲子園に出られない」と知ったのは、中3の夏。父から渡された高校野球連盟の規則を読んだときでした。女子は出られない!! ほかのスポーツへの転向も考えましたが、どれも興味がわかず…。

そのころ、父と念願の甲子園へ1泊2日の旅へ出かけました。観光はいっさいなし。朝から晩まで甲子園での試合観戦を満喫して、私は「やっぱり選手として甲子園に行きたい!」と思い、その決意を父に伝えました。

夢だった高校球児となり、朝から晩まで男子以上に練習

中学3年生の11月に、選抜テストに合格して女子野球日本代表に選ばれた片岡さん。
その肩書もあり、当時、甲子園に近いといわれていた熊本商業高校の野球部に特例で入部します。
このときも、お父さまが監督とかけ合ってくれたそうです。

好きな野球をやるために勉強も頑張る!

「私を高校球児として受け入れてくれる学校を探してください」と言う私に、父は熊本商業高校をすすめてくれました。それから、私は塾通いを始め、猛勉強。おかげで熊本商業高校には学力推薦で入学できました。

好きなことをやりたいのなら、やるべきことをちゃんとやりなさいというのは小さいころから言われ続けていたこと。とにかく野球が大好きだった私は、勉強や家の手伝いをしたら野球をやっていいよと言われると、野球をやるために頑張れたのです。父も母も野球が大好きなことを認めてくれて最大限のサポートをしてくれる。だからこそ、私もやるべきことはやるという習慣が身についたのだと思います。

女子野球日本代表として優勝を果たした高校時代

高校でももちろん野球部に入り、練習は男子と同じように、いやそれ以上にやりました。でも、公式戦に出られない私には背番号が与えられません。一方で、高校1年生の夏に女子野球日本代表としてフロリダでの世界大会に出場し準優勝。高2の夏にはゴールドコーストで初優勝、3年の夏にも富山県の魚津で2年連続優勝を果たしました。
※写真は10才の片岡さん

野球が大好きな女の子と、そのママ、パパへ

高校3年生のときに、萩本欽一さんに認められて「茨城ゴールデンゴールズ」に入団した片岡さん。
クラブチームの選手として活躍しながら、高校野球の監督になれるよう、
教員資格を取るために大学にも進学します。現在はチームの監督の仕事も任されています。
最後に女子野球をしているお子さんと保護者へメッセージをいただきました。

子どもの「これが好き」を認め、「約束」を

好きで始めたスポーツでも、友だち関係や試合に出られないなど、いろいろな悩みでつまずくことがあります。そんなとき、私は「おまえにとって野球とはそんなものなのか」と、父に言われたことを思い出します。忘れてしまいがちな初心を家族のひと言が思い出させてくれることもあるんです。

ただ、逃げ道も必要です。家族がガンガン怒ると子どもはつらくなります。私が監督をしているチームでも、私が怒ったときはキャプテンや助監督は怒らない。逆の場合は私が怒らないと決めています。

また、やりたいことはなんでもやれ、だけでは子どもの気持ちがゆるむので、「約束」するといいですね。1年間は絶対続けようとか、つまずいたときもここまではやろうとか。守れたらほめて、「じゃ、もう少し頑張ってみよう」と次の約束を。約束とは近い目標。その積み重ねで未来が広がります。

「野球が好き」という気持ちをずっと忘れないで!

私のころは野球の女子チームがなかったので、男子と一緒に甲子園に出たい!と思っていましたが、今は女子の硬式野球も盛んになり、女子だけの大会ができるほど。だからこそ、女子の決勝戦だけでも甲子園でやらせてほしいと思います。箱根駅伝を走りたい女子、相撲の土俵にあがりたい女子など、全国には同じような夢を持つ子もいるはず。チャンスだけは与えてあげてほしいです。

野球をする女の子には「野球が好き」という気持ちを忘れないで続けてほしいです。そして、続けられることを、家族をはじめ周囲の人に感謝して。私は今でも父から「ありがとう」の気持ちを忘れたら熊本へ強制送還だ!と言われています(笑)。

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