第4回 団地全体をバリューアップ!時代にあった暮らしやすさで子どもがのびのび!

第4回 団地全体をバリューアップ!時代にあった暮らしやすさで子どもがのびのび!

時代によって変わる「暮らしやすさ」に対応し、進化し続けるUR。近年急速に広まりつつある「シェアリング」も進めています。今回は、「シェアリング」によって進化したみさと団地(埼玉県)を徹底リポート! ママたちの「いいね」が集まる現場を取材しました。

団地全体をリデザイン。都市と田園、両方のよさがある!

みさと団地では、長年使い続けてきたものを補修するだけでなく、共用部と住戸内のデザインや仕様を見直し、今の時代にあったスタイルにバリューアップ。団地の歴史を物語る緑豊かな環境を残しつつ、公園や散策路を安全に整備することで、子どもたちが自然と触れ合いながらのびのび遊べる環境が生まれています。

放課後も生き生き!たくさん遊んでたくさん学ぶ

URで2番目に大きいみさと団地には、三郷市内で30年近くも子育て支援を続けてきた「NPO法人MiKOねっと」の活動拠点があります。未就学児のママを対象にした育児セミナーや高齢者との交流会、小学生が主体的に取り組むお祭りの開催など、第3の教育の場として、子育てを多角的に支援しています。
スタッフと一緒に工作や実験も

MiKOねっとは毎週月曜日と金曜日の週2回、集会所に放課後の子どもたちを集めて「われらあそび隊」を開催しています。ここでは、コマ回しなどの昔ながらの遊びや工作遊びができるだけでなく、職員が見守る中で子どもたちが創造性を発揮して自由に遊べる場が提供されています。取材に訪れたこの日は、みんなで歓声を上げながら洗濯のりと色水・ラメのりを使ったキラキラスライム作りを楽しんでいました。
子どもからの希望があれば、遊びだけでなく、落ち着いた場所で宿題をすることも可能。最近の小学生は出される宿題の量が多く、「自宅ではやりきれない」と悩むママたちに喜ばれているそうです。年上の友だちに宿題を教えてもらうなどの交流も、子どもたちにとってよい刺激になりそうですね。
子どもたちが力を合わせてフェスを開催!

年1回開かれる「こどもライブフェスタ」は、子どもたちが主催者となるお祭り。子どもたちが自ら何度も会議を開き、当日にしたい遊びやお店屋の計画などを立て、当日の運営まで行います。終了後は反省会も実施。仲間と協力してアイデアを形にし、問題点について話し合って反省して次回に生かす―。家庭や学校でもなかなかできない体験を積むことで、子どもたちが一回り成長できそうですね。
MiKOねっとでは、ほかにも、高齢者が布芝居を作って子どもたちにお話を聞かせるなど、世代を超えた取り組みを展開。多世代での交流を通して、子どもたちの心の成長を促しています。

子育て世代も高齢者も。団地の中心に、みんなが集える場がある

みさと団地の南地区には、にぎわいとやすらぎをテーマにした「Glanta(グレンタ)」という商店街が設けられています。「Glanta」とは、スウェーデン語で「森の中の小さな広場」という意味で、先ほど紹介したMiKOねっともここに活動拠点を置いています。Glantaには団地の人々が集えるカフェや、アウトドアを楽しめるお店のほか、授乳室やおむつ交換台の設置など子育てママに配慮した集会所などもあり、子どもから高齢者まで、誰もが心地よく過ごせる場になっています。
アウトドアを身近に!「火」の専門店「iLbf(イルビフ)」

Glantaの一角にある「iLbf(イルビフ)」は、たき火道具の専門店。アウトドア通の中では知られた存在で、遠方から訪れる人も少なくありません。店内には、イスやテーブル、ランタンや調理道具など基本的なアイテムから、たき火台やかまどなど本格的なアイテムまで、ぎっしりと並んでいます。最近では生きるために必要な力を育てる「火育(ひいく)」が注目されつつあり、子どもと一緒に訪れる方も増えているそう。たき火を囲んで話せば、日ごろは聞けない家族の本音に近づけるかもしれません。
子どもと一緒もOKな「カフェ香りの郷(さと)」

静かで落ち着いた空間で、ハンドドリップコーヒーを1杯390円で楽しむことができる「カフェ香りの郷(さと)」。ランチも750円からとリーズナブルで、フロート類やミルクセーキ、いちごみるくといった懐かしの味も提供。子育て世帯はもちろん、高齢者にもファンが多いんだそう。
団地の中にあるので、子育て中にほっとひと息つきたいときなど、気軽に通えるのがいいですね。

団地の中に「シェア畑」!土いじりしながらの会話も楽しい

かつてテニスコートだった場所をシェア畑にして団地に住む人に貸し出すサービスも始まっています。「シェア畑 みさとだんちファーマーズガーデン」は、首都圏を中心に80カ所のシェア畑を展開している(株)アグリメディアが運営。必要な道具や苗などはすべて貸し出してくれるので、初心者の方でも手ぶらで野菜作りを楽しめます。
安全でおいしい野菜を自分で。食育にも

有機栽培にこだわる「シェア畑 みさとだんちファーマーズガーデン」。安心でおいしい野菜を気軽に作って食べられるとあって、家族の健康を考えるママたちに大好評です。自分たちで育てるからこそ、食べ物を大切に思う気持ちも育まれ、苦手だったトマトも「自分で育てたものなら食べられた」という子どもの声を聞くこともあるとか。サンキュ!ブロガーのあっちゃんさんも、「野菜の手入れや収穫を通して野菜に興味を持ってもらえれば」と期待を寄せます。お子さんも大きく実ったナスを手にうれしそう。
親子はもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に土いじりをしている光景もよく見られるとのことで、家族のコミュニケーションにもぴったりですね。
季節ごとの収穫祭で地域交流も

初めての野菜作りは、手入れや収穫のタイミングなど、わからないことがたくさん。そんなときは、菜園アドバイザーがアドバイスしてくれるのも、「シェア畑 みさとだんちファーマーズガーデン」の魅力。また、菜園アドバイザーが週に数回シェア畑を見回りしてくれるので、忙しくてなかなか作業ができない人も安心。いつどんな作物を植えるかや季節ごとの野菜の栽培方法といった講習もあり、知識ゼロの初心者も安心してチャレンジできます。 また、3ヵ月に一度程度開かれる収穫祭では、カレーを作ったり、焼きいもをしたり。菜園の利用者が集まって、おいしく、楽しい交流の場になっています。

家族で、子ども同士で、地域で。毎日が楽しい!

誰もが暮らしやすいまちをめざしてデザインされたみさと団地。世代を超えた交流が生み出される空間に、ママや子どもたちが毎日楽しく安心して暮らせる環境がそろっています。

次回は、URの子育て支援について、吉川団地(埼玉県)と花見川団地(千葉県)の事例をご紹介します。ぜひお楽しみに!

嬉しい情報が満載!その他の記事はこちらから>

子育てファミリーが暮らしやすい住まいと環境が魅力!