第5回 ママも子どもも笑顔が広がる!地域ぐるみの交流で支えるURの子育て環境

第5回 ママも子どもも笑顔が広がる!地域ぐるみの交流で支えるURの子育て環境

ママたちが子育てしやすい環境づくりに取り組むUR。団地内に子育てサロンを誘致するだけではなく、子ども食堂や多世代が交流する機会を積極的に応援するなどさまざまな支援を行っています。今回は、第2回に引き続き、吉川団地(埼玉県)と花見川団地(千葉県)の事例をご紹介します。

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地域の協力で、子育てをもっと楽しく!

子育ての中心は、ママやパパ。でも、ママやパパが大変なときに差し伸べられる手があれば、もっと余裕を持って子どもと接することができ、その成長を安心して見ていられますよね。
これから紹介する吉川団地の「子ども食堂」や花見川団地の「子育てリラックス館」は、子育て世帯以外の手も借りて、ママやパパの子育てを支えてくれる、頼もしい施設。立場も、世代もさまざまな人が集まる団地だからこその、幅広い支援が生まれます。

吉川団地「子ども食堂『ころあい』」 子どもの笑顔がともる場所

団地に根ざしたコミュニティーが子どもの成長を見守ってくれることは、子育て世帯にとって大きな魅力。吉川団地の介護福祉施設「福祉楽団 地域ケアよしかわ」と地域のボランティアさんが開催する「ころあい食堂」もその一つ。もともとは高齢者の交流のために事務所の一部を開放していましたが、団地の子どもたちが遊びに来るようになり、「ころあい食堂」がスタート。週3回、近隣の子どもたちを中心にさまざまな人が訪れて、楽しい食卓を囲んでいます。
食材は寄付 地域のボランティアで支える

ころあい食堂のメニューは日替わりで野菜がたっぷり。というのも、吉川団地の周辺には田畑が多く、農家の方々がお米と野菜を寄付してくれるのだそう。さらに医師会や企業、ロータリークラブなどから肉類の寄付もあり、栄養バランスのいい食事が提供されています。調理に携わるのは地元のボランティア。毎回、届いた食材を見て献立を考え、素材の味を生かして調理しています。
この日のメニューは鶏のから揚げに、野菜たっぷりのおみそ汁と煮もの。おなかをすかせた子どもたちにはゆでたじゃがいもも提供されました。
調理しているボランティアの皆さんは、大量の野菜を洗ったり、刻んだりしながら、優しく朗らかな笑顔を浮かべ、子ども食堂を訪れる人すべての人に「おかえりなさい」と温かい声をかけていました。
おなかもほっとする、憩いの場所

ころあい食堂の前には団地の広場があり、子どもたちは存分に外遊びをした後、友だち同士で誘い合って夕食をとりに訪れます。みんなで食卓を囲むことはやはり格別なようで、食堂には笑顔があふれていました。食堂には、一人で暮らす高齢者や小さな子どもを連れたママ、親子3世代など幅広い利用者が訪れます。中には両親の帰宅が遅いため、子どもが先に食堂で夕食をとり、帰宅した親が合流することもあるそう。
幅広い年代の人々が集まるころあい食堂は、人生の先輩にいろいろなことを相談できるコミュニティースペースとしての役割も。みんなで温かい食事を囲んでの会話が、訪れる人々の距離感をほどよく縮めてくれるのかもしれませんね。

花見川団地「子育てリラックス館」 パパやOB・OGも積極的に参加

「花見川・子育てリラックス館」は、千葉市が設置し、コープみらいが運営を受託している子育てひろばで、団地商店街の一角にあります。対象は0才児~就学前のお子さんとその保護者で、子育て中の親子が一緒に遊びながら楽しく交流しています。子育てに役立つ情報をお知らせしているほか、子育てアドバイザーが皆さんの相談に応じています。リラックスできる空間を提供するのはもちろん、さまざまな交流イベントを開催。ママたちが中心になって運営する企画のほか、パパや地域の方に協力してもらうものなど、子育て世帯が多世代とかかわり合う機会をたくさんつくっています。
子どもの年齢や遊びに応じてスペースを工夫

午前中は0~1、2才の乳幼児が多く訪れるため、床には畳が敷かれており、はいはいできない赤ちゃんも安心して過ごせそうです。午後からは、団地のそばにある幼稚園に通う子どもやママたちも加わって、一層にぎやかに。千葉市外のママたちも利用できるとあって、ママ友同士が誘い合って訪れることもあるそうです。どの年齢の子どもも安全に楽しめるようにと乳幼児が多い午前と、幼稚園児が多い午後など、時間帯に応じて室内のレイアウトを変えているとのこと。
子どもたちが思い思いに遊ぶ中、乳幼児のママが幼稚園児のママに育児の相談をする姿も見られました。もちろん、スタッフがママたちの相談に乗ったり、栄養士や心理士などを迎えて育児に関する講座を開催したりすることもあります。また、第2・第4火曜日は0才児の集まる「ねんねの日」として、同じ月齢の子を持つママ同士が出会える場になっています。
パパや地域のみんなで支える子育て

さらに、出産前から育児相談できる場所があることを知ってほしいとの思いから、妊娠中のプレママが参加できるスタイ作り教室なども開催。また、訪れるママ同士がつながり、交流できるよう、夏祭りやクリスマス会などのイベントにはママたちによる「もりあげ隊」を結成。ママたちが主体的に参加して企画するイベントに、子どもたちも盛り上がります。
ほかにも、イス作りや段ボールを使ったままごとキッチン作りなどのパパ参加企画や、OB・OGのボランティアによるよみきかせ会やお誕生日会など、地域の方を巻き込んだ企画も数多く実施。地域のみんなで子育てを支えていく環境づくりに取り組んでいます。

地域の力を借りやすい、URの子育て環境

子どもたちへの思いから生まれた吉川団地「子ども食堂」。ママやパパそして地域の人々も積極的に巻き込む花見川団地「子育てリラックス館」。地域の人々も一緒になって、子どもの成長を見守ることができるのは、日々の暮らしの中でさまざまな世代・立場の人が集まって顔見知りになれる団地ならではですね。

次回は、そんな団地のコミュニティーについて、吉川団地(埼玉県)と八千代ゆりのき台パークシティ(千葉県)の事例を紹介します。ぜひお楽しみに!

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