第6回 自分たちが暮らしやすいまちをつくる! 「住民が主役」だからこその心地よい「つながり」がある

第6回 自分たちが暮らしやすいまちをつくる! 「住民が主役」だからこその心地よい「つながり」がある

誰もが生き生きと暮らせるまちづくりをめざして、多世代がつながる「ミクストコミュニティ」の実現に向けて取り組むUR。今回は、住民自身が多世代をつなぐコミュニティーづくりに積極的にかかわっている、吉川団地(埼玉県)と八千代ゆりのき台パークシティ(千葉県)の事例をご紹介します。子育て世帯だけでなく、子どもや若者、高齢者までが、日常の中で自然と交流できるまちづくりの魅力に迫ります。

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「まちづくり」そのものを交流のきっかけに

URでは、住民が主体となってまちづくりにかかわることも少なくありません。「自分たちのまちを、自分たちの手でよくしていこう」という思いから生まれる住民同士のつながりやまちへの愛着は、子育て世帯にもいい影響を与えてくれそうです。また、子ども自身がまちづくりに参加することで、成長にもつながりそうですね。

吉川団地コミュニティースペース「みんなのひろば」 地域を見守るやさしい目

「みんなのひろば」は、吉川団地の自治会が中心となって、「地域のみんなが気軽に集える場を作りたい」という思いから生まれました。社会福祉協議会や市の子育て支援センターとも連携し、高齢者から子どもまで、誰もが使いやすい空間になりました。団地の商店街を見通す場所に位置していることもあり、地域の見守り隊としての役割も担っています。
ママも子どもも高齢者も。みんなが心地いい

商店街の広場に面した入口は、フルオープンにもできる全面ガラス張り。靴を脱いで上がる室内は、フローリングの床と木のベンチ。ほかにも、車いすでも入りやすい工夫や子どものいたずら防止コンセントなど、誰もが気軽に入れて、安心してくつろげる空間になるような工夫がいっぱいです。
壁の一面はホワイトボードになっていて、「子ども会で映写会をしたり、子どもたちが自由に落書きをしたり。落書きがきっかけで、居合わせたお年寄りとの会話が弾むこともあります」と自治会事務局長の田島さん。
取材時はオープンしてまだ数ヶ月ということで、来場者は少しずつ増えているという状況でしたが、子どもから高齢者まで、少しずつ訪れる人が増え、住民の交流の場になりつつあるそうです。
「そこにある」だけで、安心できる

いつも笑顔で迎えてくれるボランティアスタッフがいるのも、住民にとっては心強いポイントです。ガラス張りの入口を通して商店街の風景が見えるので、「『あの人、今日も元気そうだな』『今日はちょっと元気がなさそう。どうしたのかな』と気にすることができる」と田島さん。目の前の広場に遊びに来た保育園の先生に「おむつ替えにトイレを使ってね」と声を掛けることもあるそうです。
すぐ隣には、子ども食堂を開催する「福祉楽団地域ケアよしかわ」(第5回で紹介)と吉川市子育て支援センター「ぴこの森」(第2回で紹介)があるため、3者で協力して、子どもから高齢者までみんなが楽しく交流できるイベントの企画も検討しているとのこと。
住まいの近くで多様な世代が交流するだけでなく、そこに暮らす人々を見守ってくれる場所があるのは、子育て世帯にとっても頼もしいですね。

八千代ゆりのき台パークシティ「集会所改修」 みんなでペイント!

団地を改修する時にも、住民の声を大切にするUR。八千代ゆりのき台パークシティでは、集会所の改修工事を行う際に、利用する子育て世帯の声を反映。「せっかくなら自分たちの手で壁のペイントをしよう」とURの若手職員が発案。団地の改修が、住民同士が交流する楽しいイベントになりました。
集会所を自分たちの手でつくる、ワクワク感

集会所の改修イベントでは、明るいパステルカラーのピンクとブルーに塗った壁に、ペインティングアーティストが下書きし、参加した親子らが思い思いに色を塗りました。自分たちの作業の証が集会所の壁に残ることから、子どもたちはもちろんのこと、大人たちも大いに楽しみながら作業を進めました。
住民参加型のイベントを通じて地域への愛着が深まったり、参加者同士の世代を超えた交流が生まれたりするのも、住む人の声を大切にしながらまちづくりを進めるURならではですね。
ママの声が形になった、安全で楽しい空間

住民たちの手によって、これまで無機質だった集会所の壁にお城や白鳥、色とりどりの雲などで彩られたことで、室内は明るく楽しい雰囲気に生まれ変わりました。また、車いすやベビーカーでも入りやすい広い扉や子ども用の便座やおむつ替え台もあるトイレ、転んでも痛くない床材など、住民や利用者から集めた声を反映してさまざまな改修を行ったことで、みんなが安心して利用できる工夫をたくさん盛り込むことができました。
「若い人がつながる機会をもっと増やして、明るい団地にしたかったのです」とURの山口さん。
誰にでも使いやすい集会所に生まれ変わったことで、市の子育てサロン(第2回記事で紹介)や高齢者の利用だけでなく、多様な世代の交流拠点として生まれ変わりそうです。

今も、これからも。ずっと暮らしやすいまち

URでは、子育て世帯や高齢者世帯だけでなく、幅広い世代や多様な世帯が安心して健やかに暮らし続けられるように、さまざまな立場の人たちが協力しながら「まちづくり」に取り組んでいます。どの世代の人でも暮らしやすい団地だから、子どもが成長した後も、「暮らしやすさ」がずっと続くのも、URの大きな魅力の一つです。

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