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乳頭異常分泌、出血性乳房

■腫瘍やホルモンの異常分泌が原因
妊娠中や授乳中でないときに、乳頭の一方または両方から、黄色ないし白色の分泌物が出ることがあります。これを乳頭異常分泌といいます。また分泌物が血液であったり茶褐色の液体である場合を出血性乳房といいます。乳頭をつまむと液体が出てきたり、下着にしみがつくことなどで気がつきます。
原因としては乳管内乳頭腫や乳腺症であったり、催乳ホルモン(プロラクチン)の異常分泌や薬剤の副作用であったりすることが多いようです。しかし、乳がんが原因で起こることもあるので、必ず専門医の診察を受けましょう。
診断としては、血液中のプロラクチンの量を測定したり、精神安定薬や高血圧や胃潰瘍の治療薬を服用していないかを調べます。また分泌液の潜血反応や細胞診の検査を行います。さらに場合によっては、乳頭から造影剤を注入して乳管の中にしこりができていないかを調べます。ほかの病気で服用している薬の副作用が原因と考えられる場合には、一時的にその薬を中止してみます。
血液中のプロラクチンの値が異常に高い場合には、脳下垂体などの異常が原因となっていると考えられますので、さらにホルモン学的な精密検査を行います。
乳管のX線撮影により、乳管の中にしこりができているとわかれば、局所麻酔下で乳管を部分的に切除して顕微鏡で見る病理検査を行います。この検査でたとえ小さな乳がんが見つかったとしても、ほぼ100%の人は治るので心配する必要はありません。
(監修者:西 常博先生)
※乳管内乳頭腫
乳管内にできる米粒大の良性腫瘍で、乳頭から血性の分泌物をみることがあります。
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